ソラのキセキ

ソラのキセキ

嵐ファンからはじまった、DDと言っても差し支えないような1ジャニーズファンの覚書

渋谷すばるさんのこと。全部本当の感情。

2016年12月10日 札幌ドーム。
関ジャニ'sエイターテイメント 」1日目。
大雪の中の公演。
これが、私が初めて見た関ジャニ∞の公演だ。そして私が見た。7人の関ジャニ∞の最後の公演になってしまった。
最初で最後になる、なんて思ってもいなかった。

いや、全く思わなかったわけではない。
色々な巡りあわせがあり、その場に立てていることが本当に限りない奇跡、というのは重々承知しているからである。どんなステージでもオープニングの最初にこみ上げるものがあるのは、その奇跡を目の当たりにするからだろう。

ステージ上で会える。
それが、奇跡だということは、会うたび会うたび、そして悲しいことが起きる度に思い知らされる。

 

4月15日。
その知らせを聞いたのは、妹とLINEで話をしていた時である。脈絡もなく、彼女がニュース番組の速報のように伝えてきた。多少言い争いをしていたのに、

「すばるが関ジャニを抜けるって」

という言葉を脳が理解した瞬間、ピタっとそれまでの感情がどこかにいって、「は?え??なんで??え?????」と、体が震えた。某雑誌で飛ばしのように書いてあったことは知っていたが、事実無根だと思っていなかったのだ。寝耳に水、とはこのことである。

その後、公式発表の内容を確認した。

やりたいことに挑戦するために、現在の居場所から飛び出していく。
ごめんなさい、少しだけ彼に重ねた。2年前に赤い衣でこの場から去ることを告げた彼。私を現時点でもよくわからない感情に苛まさせる彼。ジャニーズの脱退と言ったら私の中では、まず彼なのだ。

とにかく、脱退、に対して、まずは「いやだ!!!!」という気持ちしか出てこない自分がいたのである。

でも、会見を見たら、あぁ現実なんだなぁ…って。なんか脱力した。

あの時の6人の空気が、表情が、声が、
関ジャニ∞を愛していること、感謝していること、悲しむ人がいること、虚しさを抱えてしまうこと、それでも前を向こうとしていること。
みんな理解しているってわかったから。

横ちゃんがウサギさんのように目の周りが赤くして泣いてて、ベストアーティストの時にも同じように泣いてくれたのを思い出して、あの時よりもずっとずっとずっと悔しさとか色々抱えて、それでも飲み込んで会見に座って、この日が来なければよかった、と話すのが切なくて。そんな思いさせてごめんなさいって勝手に思ってしまった。
大倉くんがぶてって座ってた。どんな話をしたのか、この会見だって出たくなかったってでも嫌いになれきれないって。なんか嬉しかった。
演技じゃない、目に涙を溜めてる亮ちゃん。こういう場でこうやって話すんだなぁって思った。
丸ちゃんは表情こそ作ってたけど、目とか声とか…定まってない感じがしたなぁ。土曜のサタプラと全然違った。
ひなちゃんが進行役に努めてくれる。そんなスキルを持っていることがなんか余計に辛かった。
安くんがいないのが、びっくりしたよね、びっくり。いたらどんな顔で話してたんだろう。それが想像できなくて、関ジャニのことを全然知らないんだなぁってなんか申し訳なく思った。

すばるさんは…なんかめっちゃカッコよかった。
意味が分からなかった。目を真っ赤にしてて、泣いたんだろうなってわかるのに、その目には決意しか宿ってなかった。自分を奮い立たせ、仲間を説得した一人の男が語る言葉は、その声もあいまって、ひどくカッコよかった。

そして、12月31日がくること。
それが最後の日になるのが「現実」だということを、理解させてくれた。


あの声。あの唄。あの熱量。
あれはジャニーズの枠を超えられるなぁって思った。
またお別れをさせてはくれないんだな、って同じようなことも理解した。
理性的には先のこととか、こうやって渋谷すばるさんの算段とか、どれだけ悲しむ人がいるんだろうって考えてて現実を受け入れてるようだった。

ただ7人の、関ジャニを見れないこと。
過去の人、脱退する(した)メンバーとして語らないといけないこと。
当たり前が壊れることが、本当に本当に、ただただツラい。

そして、私が8人の関ジャニ∞をちゃんとは知らないように、これから好きになる人は渋谷すばるさんのいる関ジャニ∞を見れないこと、そういう人がこれから出てくるんだと思うと、なんか別世界の話のように感じられてきて妙に怖くなった。
6人の関ジャニ∞が今は全然想像つかないんだけど、それが当たり前になっていくのかな、って思うとすごく切ない。


自分の意志でジャニーズを出ていく。それを一緒だった仲間が、言葉に違いはあれど受け止めてくれる。
涙してくれる。
続けてくれるのが一番いいってファン目線では思うし、ファンってなんだろとか思うけど。
それすらも覚悟して飛び出していく格好いい姿を見せてくれる。

色々なお別れがあるけれど、今回の形は、一種の理想形なのかな、とも思う。
そういった形をとれるのは、なんにしても、
渋谷すばるさんがまっすぐに関ジャニの活動をしてきて、
愛してくれて、歌ってくれて、バラエティやってくれて、踊ってくれて、アイドルやってくれて。
全部全部納得させられるだけ、真剣に取り組んできた結果だと思う。

それは本当に素晴らしいものだったんだなって思う。

応援する気持ちもある。ジャニーズの枠を超えて大きく大きくなって欲しいって思う。

でも、2018年12月31日を過ぎたら、彼を、関ジャニ∞の過去の人として語らないといけない。7人の関ジャニ∞を見たかった続けて欲しかったって同時に強く強く思ってしまう。

全部本当の感情だ。


関ジャムを見ながら、いつか、すばるがアーティスト側として出てきたりするのかなって考えてみた。やっぱり全然想像つかなかった。
でも。6人が板についてきて、なんか普通に見えてきて関ジャニ∞の歌をまた聞けるようになって。すばるの活動をチェックするようになるんだと思う。そして、7人での関ジャニ∞を見ながらこの時の関ジャニ∞の核はすばるだったんだな、なんで抜けるんだよ、って思うんだと思う。そして、関ジャムでのゲスト回を必ず録画!永久保存!!なんて言うんだろう。

 


渋谷すばるさん。
苗字をしぶやって読んでました、ごめんなさい。
E×Eコンのマイク握りしめて歌う姿をかっこいいと思いました。
wator dropで水色の衣装で白い手袋した手をイヤモニに添えて歌う姿が美しかったです。こういうお人形あるよなって思いました。
少年倶楽部で、KAT-TUNと恋人ごっこしてて赤西くんに合わせていたの楽しかったです。
基本的にお話しないのに、関ジャニ∞にいるとめっちゃニコニコしてた。かわいかった。
エイタメコンで初めてステージに立ってるのを見ました。オープニングのNOROSHIで練り歩くのカッコよかったです。

そして。一番記憶に残るのは、やはり「声」。
そして「声」にのる「熱」。
こんな人そうそういないと思った。
すごかったです。


6人の関ジャニ∞でめっちゃくちゃいい曲が出て、その際に「すばるがいたらな」って言うのを許してください。なんで抜けるんだろうね、って言うのを許してください。この先、出ていかないで欲しかったってなじるのを許してください。
中途半端で終わらないでください。
元気でいてください。

また、どんな形であれ、7人での姿を見たいです。

あなたの行く先、そしてあなたの今までの居場所、これからの居場所。
すべてに。幸あれ。